英国の高級ファッションブランドBurberryは、新たな報酬制度のもとで最高経営責任者Joshua Schulman氏が最大1220万ポンドを得られる可能性がある一方、気候目標を後退させたことを明らかにした。業績回復が進む中での経営陣への厚い報酬と、サステナビリティ目標の緩和が同時に発表され、対照的な動きとして注目される。
- CEOのJoshua Schulman氏は2024年7月に米Coachから移籍し、今年度は基本給120万ポンド、年間現金ボーナス230万ポンド、移転支援金29.9万ポンドを含む総額400万ポンドを受領した。
- 前年度(就任から9カ月間)の250万ポンドから増加した。
- 7月からSchulman氏の基本給は3%増の124万ポンドとなる。
- 新たな長期株式報酬制度により、2029年までに年間売上高を31億ポンドに成長させるなどの業績目標達成を条件に、給与の最大300%を獲得できる。
- 既存の株式ボーナスは給与の最大162.5%から150%に引き下げられる予定で、7月の株主総会での承認が必要となる。
- Burberryによれば、Schulman氏の目標報酬は640万ポンドで、FTSE100企業の経営陣報酬としては上位水準だが、世界のラグジュアリー業界の同業他社と比べると低水準にとどまる。
- 業績目標を全て達成し株価が50%上昇した場合、3年間で最大1220万ポンドに達する可能性がある。
- 最高財務責任者Kate Ferry氏の報酬も前年の90.4万ポンドから倍増し250万ポンドとなった。
- Burberryは年間8000万ポンドのコスト削減、店舗数の削減、中国・北米での顧客獲得などにより、税引前利益4900万ポンド(前年は6600万ポンドの損失)への回復を達成した。
- 一方で、カーボンニュートラル目標の達成期限を10年先送りし2050年とするなど、気候目標を後退させた。
【着目点】Burberryの事例は、業績回復局面における経営陣への手厚いインセンティブ設計と、気候目標の後退が同時に進行する点で象徴的である。前CEO時代に掲げた2040年のネットポジティブ目標や2030年までの間接排出46%削減目標から大きく後退し、UnileverやBPに続き主要企業の環境目標緩和の流れに加わった形だ。業績回復を優先する経営判断とESG公約の両立という、流通・消費財業界全体が直面する課題を浮き彫りにしている。
注釈:本記事は、AIを活用して作成しています。
元記事:こちら


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